IPO投資とは?当選確率を上げる基本戦略
IPO(新規公開株)投資の基本と当選確率を上げる実践戦略を、CFP資格保持の投資家たけちゃんが成功・失敗体験を交えてわかりやすく解説!

IPO投資とは?新規公開株の基本をわかりやすく解説
こんにちは、たけちゃんです!
「IPO投資って聞いたことあるけど、よくわからない…」という方、多いですよね。今回はIPO(新規公開株)投資の基本から、当選確率を上げるための実践的な戦略まで、初心者の方にもわかりやすく解説していきます!
IPO(新規公開株)とは何か?
IPOとは「Initial Public Offering」の略で、日本語では新規公開株または新規上場株式と呼ばれます。簡単に言うと、これまで非公開だった企業が初めて証券取引所に上場し、一般投資家向けに株式を公開・販売することです。
IPO投資の最大の魅力は、「公開価格(募集価格)で株を購入できる」点にあります。上場後に株価が公開価格を大きく上回るケースも多く、初日に売却するだけで大きな利益を得られる可能性があります。実際、IPO銘柄の初値が公開価格を上回る割合は例年70〜80%前後と言われており、投資家から根強い人気があります。
IPO投資の仕組みと流れ
IPO投資には独特の「抽選」という仕組みがあります。人気銘柄の場合、購入を希望する投資家が殺到するため、証券会社が抽選で当選者を決めます。この抽選に当たった人だけが、公開価格で株を購入できます。
大まかな流れは以下の通りです。
- ブックビルディング(需要申告)期間:投資家が「この価格帯なら買いたい」と申告する期間
- 公開価格の決定:需要を踏まえて価格が確定
- 抽選・配分:当選者が決まり、購入手続きへ
- 上場日:証券取引所に上場し、売買が始まる
ここで重要なのは、抽選なので「申し込んでも必ず買えるわけではない」という点です。人気銘柄ほど倍率が高く、当選は難しくなります。
IPO当選確率を上げる!実践的な基本戦略
「どうせ当たらないんでしょ?」と諦めていませんか?実は、少し工夫するだけで当選確率をグッと高めることができます。CFPとして10年間投資を続けてきたたけちゃんが、実際に効果を感じた戦略をご紹介します。
戦略①:複数の証券会社に口座を開設する
IPO投資で最も基本的かつ効果的な戦略が、複数の証券会社に口座を開設して、それぞれで申し込むことです。
各証券会社は幹事証券として特定のIPO銘柄の割り当てを受けており、申し込める証券会社が銘柄によって異なります。複数の口座を持つことで、申し込めるチャンスが単純に増えます。
主要なネット証券(SBI証券・楽天証券・マネックス証券・auカブコム証券など)はすべて無料で口座開設できるので、まずは口座を増やすことが第一歩です。
戦略②:落選してもポイントが貯まる証券会社を活用する
SBI証券では「IPOチャレンジポイント」という制度があり、IPOに落選するたびにポイントが1つ貯まります。貯まったポイントを使って申し込むと、ポイントが多いほど当選しやすくなるという仕組みです。
つまり、落選し続けることがむしろ「積み立て」になるわけです!長期的に申し込みを続けることが、当選確率アップに直結します。
戦略③:家族名義の口座も活用する
家族(配偶者・親など)の名義で証券口座を開設し、それぞれで申し込むことで、実質的に当選チャンスを増やすことができます。これは完全に合法な方法で、多くの投資家が実践しています。
戦略④:主幹事証券を優先する
IPOには「主幹事証券」と「副幹事証券」があり、主幹事証券が最も多くの株を配分されます。主幹事証券で申し込むことで、当選確率が相対的に高まります。IPO情報サイトで事前に主幹事を確認する習慣をつけましょう。
注意点:全落ちリスクとブックビルディングの重要性
IPO投資で注意したいのは、必ず当選できるわけではない点と、上場後に株価が公開価格を下回るリスク(公募割れ)があることです。公募割れが発生すると損失になるため、事業内容や財務状況もある程度確認した上で申し込むことが大切です。
成功事例:メドレー(4480)のIPOで+82,000円!
ここからは、たけちゃん自身の実体験をお話しします。
銘柄:株式会社メドレー(4480)
– 上場時期:2019年12月
– 取得単価(公開価格):1,780円
– 購入株数:100株
– 取得総額:178,000円
当時、医療系プラットフォームを展開するメドレーのIPOに、SBI証券と楽天証券の2つの口座から申し込んでいました。SBI証券では運よく当選!公開価格1,780円で100株を購入することができました。
上場当日の朝、ドキドキしながらチャートを眺めていると、初値は2,600円をつけました。「え、上がってる!売る?売らない?」と心拍数が上がりましたが、事前に「初値売り」と決めていたので、迷わず成行で売却。
売却価格:2,600円 × 100株 = 260,000円
利益:260,000円 − 178,000円 = 82,000円(税引き前)
1日で8万2千円の利益です。当時の感動は今でも忘れられません。「IPOって本当に夢があるな」と、改めてIPO投資にハマったきっかけの一つになりました。複数口座を持っていたから申し込めた、という点も大きかったです。
失敗事例:ある通信系IPOで−35,000円の苦い経験
成功体験だけお伝えするのはフェアじゃないので、失敗談もしっかりお話しします。
銘柄:某通信関連企業(上場:2021年6月)
– 取得単価(公開価格):3,500円
– 購入株数:100株
– 取得総額:350,000円
このIPOは「通信×DX」という注目テーマで、業界でも話題になっていました。ブックビルディング時の雰囲気も良く、「これは絶対上がる!」と根拠のない自信を持って申し込み、無事当選。
ところが、上場当日の初値は3,150円と公募割れからスタート。「一時的な下落だから待てばいい」と自分に言い聞かせていましたが、その後もズルズルと下落し、3日目に損切りを決断したときの価格は3,150円。
売却価格:3,150円 × 100株 = 315,000円
損失:315,000円 − 350,000円 = −35,000円(税引き前)
反省点は明確で、「人気があるからといって事業内容を深く確認しなかった」ことと、「公募割れしたときの対応を事前に決めていなかった」ことです。
IPO投資は当たれば大きいですが、必ず利益が出るわけではありません。特に市場全体が不安定な時期は公募割れリスクも高まります。申し込む前に「公募割れしたらどうするか」を必ず決めておくことが大切です。
この経験以来、たけちゃんはIPOに申し込む前に必ず事業計画書(目論見書)を確認し、売却ルールを事前に設定するようにしています。
まとめ:IPO投資は「準備」と「継続」が当選確率を上げる鍵
IPO(新規公開株)投資の魅力と戦略、そして成功・失敗体験をご紹介しました。最後に要点をまとめます。
- IPO投資とは、新規上場株式を公開価格で購入できる投資手法
- 当選確率を上げるには複数口座の開設・ポイント活用・主幹事証券への申し込みが効果的
- 公募割れリスクも存在するため、目論見書の確認と売却ルールの事前設定が必須
- 落選しても諦めず、長期的に継続申し込みを続けることが大切
IPO投資は「運ゲー」と思われがちですが、正しい戦略を積み重ねることで確実に当選確率を高めることができます。まずは証券口座を複数開設するところから始めてみましょう!
一緒にコツコツ、賢く資産を増やしていきましょうね。それでは、またお会いしましょう!

